ここまで来た政治の劣化
2007-11-06


先週以来の自民・民主の「大連立」騒ぎだとか、民主党の小沢辞任会見と「元に戻ってきて」騒ぎだとか、あきれて果てて、日本国民であることが悲しくなってきた。

この「選良」たちは、一応、議会制民主主義の原則を知っているはずだ。原則は日本では「タテマエ」に転化するするが、それでも「タテマエ」をすべて忘れてしまったら、欲望から発する直接的情動に堕してしまう。

「大勲位」だとか元ニッキョーのマスコミのドンだとか、もともと「タテマエ」の裏側での蠢きを糧にしている連中と、同じレベルに堕してしまって、何がマニュフェストだ。何が市民の政治だ。生活第一だ。

おそらく、私たち庶民の仕事や生活の場での政治も、きっとこういう惨状を呈しているのだろう。私たちの反映が、この騒ぎというわけなのだろう。あまりに悲惨である。
[時評]

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