フランスでサルコジがやはり勝利
2007-05-07


今朝、連休を終えて日常に復帰するブルーな気分を増してくれる、テレビのニュースでサルコジ氏が勝利したという声が聞こえてきました。

 予想していたとはいえ、この世界の流れは当分続くことを再確認させられました。
 昨年の米中間選挙は、ブッシュのお粗末ぶりの結果に過ぎないのだから、グローバリゼーションのもと、新自由主義的傾向は、まだまだ広がるということなのでしょう。
 サルコジ当選で、フランス各地では若者の一部が警官隊と衝突したようですが、石原が勝っても何も起こらない日本とは随分違いますね。街頭で暴れるなんて、とんでもなくアホで幼稚だけれど、日本のような不感症はもっと不気味だよっていう気がします。
 フランスの大統領選前半に関して、草加耕助さんの「旗旗」ロワイヤルを支持するしかない左派の惨状 - 仏大統領選に思うの記事とそこのリンクがとても参考になりました。

 それから、この間のイギリスの地方選挙でも労働党が退潮し、保守党が伸びました。その中で、特にスコットランド議会選挙でナショナリスト(国民党)が労働党を上回ったといういうので、「ああ、ここでもか」という気がしていました。私は、国民党はフォルツァ・イタリアみたいな政党だろうと勝手に思っていたのですが、そうではないようです。その「核兵器からの離脱」政策のことは、yamamotoさんのブログ「ペガサス・ブログ版」スコットランド議会選挙で反トライデント派が第一党の記事で知りました。

 連休中、各地にショッピング・モールができているのに遭遇しましたが、結構そこそこ楽しめます。極端に言うと、消費者としては、新自由主義の成果を享受しているってことでしょう。

[時評]

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